一周まわって?

こんにちは。


今年は、「バブルカルチャー」が話題になりましたね。

Ⓒわたせせいぞう


現在のわが国は、「景気は上昇しているらしいけれど、実感できない」時代といわれていますが、1990年前後にあったバブル経済は、「目に見えて、好景気なのが実感できる」時代だったそうです。


私はその頃まだ小さかったので、実感はなかったし、記憶もだいぶあいまい。。


昭和から平成になり、バブルが崩壊し、「失われた20年」とも呼ばれる長い不況ののち、ようやく明るい兆しが見え始めてきた昨今ではありますが、まさか、ここにきて、バブルのリバイバルブームが到来しようとは、平野ノラさん以外、誰も予想してなかったのではないでしょうか(笑)?


「流行は繰り返す」って、いいますよね。

スカートが、長くなったり、短くなったり。

だから、あの頃の太眉が、舞い戻ってきたのかしらん?

肩パット入りのボディコンスーツなんかも、復調気配なのかなぁ?

当時流行っていたセカンドバッグは、いま、クラッチバッグという名で、数年前から人気みたいですね。


トレンディドラマそのままに、当時は、とにかくおしゃれで、見栄えのする、ウォーターフロントやら、プールバーやらで、デートをするのが定番だったそうですけれど、見た目重視というのは、確かに、いまの「インスタ映え」に通じるものがあるのかも。


5年くらい前から、中学校での必修科目になったという「ダンス」(!)

いま中学生じゃなくてよかったぁ…

というのはさておき(笑)、

バブル時代には、「ダンス甲子園」ていう番組もありましたね!

EXILEなどの、ダンスで魅せるグループやユニットが増えた影響が大きいのでしょうが、ああいう番組がOAされていたことも、今につながる、一つの要因だったりするのかな。


そして、あの大阪府立登美丘高校ダンス部が披露した「バブリーダンス」が、大変な話題となり、彼女たちが踊りながら唄う「ダンシング・ヒーロー」の荻野目洋子さんが、まさかの再ブレイク!

荻野目さんご本人が、いちばんびっくりしたんじゃないでしょうかね(笑)


そういえば、私、生まれて初めて見に行ったコンサートが、荻野目洋子さんでしたよ(^^)

なぜか最前列の席を取れて、「ダンシング・ヒーロー」とか、「六本木純情派」などのヒット曲が間近で聴けて、うれしかったなぁ♪


「バブルへGO!! タイムマシンはドラム式」(2007)という映画では、母を救い、バブル崩壊を食い止めるため、1990年にタイムワープしたヒロイン・広末涼子さんが、当時の街の様子や文化に触れ、驚いたり、戸惑ったりするシーンが描かれていましたが、あれから10年経ったいま、あの作品を観たら、公開時とはまた違った感慨がわいてきそう?


「失われた20年」が暗い時代だったぶん、華やかなバブル文化が、一部でも復権しているのは、日本が元気になってきたというか、なんか喜ばしいですね!


でも、その末路だけは、くれぐれも前回と同じにはならないでね(笑)